茶がめ 08 槐

¥55,000

木に鬼と書いて槐(えんじゅ)と書くことから魔除けの木とも言われ、硬く丈夫なため昔から床柱にも使われてきた材です。また、『延寿』『縁授』の漢字が当てられ、大変縁起の良い木として親しまれてきました。

光の角度によって変わる杢目の輝きが美しく、経年変化でだんだんと黒光りしてきます。

  
ラッピングの詳細はこちらでご確認ください。
        

~商品詳細~
直径 約13.0㎝
高さ 約17.0cm
口径 約8.1cm
深さ 約10.0cm
重さ 370g


精密に調整された蓋は、密閉性が良く、調湿性・遮光性に優れていますので茶葉はもちろん、コーヒー豆や紅茶葉の保存にもおすすめです。

 

2点並んでいる茶がめは向かって左の大きい方です。向かって右はそれぞれ茶がめ09槐、茶がめ10槐です。

自分のために。誰かと一緒に。
そのひと時を楽しむために淹れるお茶。

そんな時間をより豊かにしてくれる木のあたたかさを感じる茶筒です。

触れるたびに愛着が増し、使うほどに色艶に深みがでてきます。
道具と一緒に時を重ねる楽しみを味わってみませんか?

内蓋・外蓋の二重蓋は高度な技術と精度で挽かれています。蓋が吸い付くような感覚はとても気持ちよく、日々使いたくなる楽しみのひとつです。 密閉性もバッチリで調湿性・遮光性にも優れていますので茶葉はもちろん、コーヒー豆や紅茶葉の保存にもおすすめです。

当店の茶筒は上蓋の丸みが特徴です。蓋面の木目もとても綺麗なので使うたび愛でて頂きたいポイントです。内蓋のなめらかなカーブやつまみ部分も美しく、木地師の拘りが詰まった茶筒に仕上がりました。

当店の茶筒は布で巻き、1点づつ紙箱に入れてお届け致します。 (箱や布の色は異なる場合がありますのでご了承ください。)

御祝のギフト、大切な方への贈り物にもおすすめです。

[ろくろ製品について]

当店のろくろ製品は、選木から木取り、乾燥、仕上げ挽き、磨き、全ての工程を一人の木地師がとことん木と向き合い、真心こめて完成した一点物です。 塗装はせず、木地を磨いて艶を出して仕上げる技法にこだわりを持っています。木目の美しさや木の感触や温もりを存分に味わって頂けます。この木地仕上げゆえに季節や気候等、お使いになる環境次第でわずかに伸び縮みすることがあり、蓋具合に影響する場合もありますのでご了承下さい。撮影状況、またお客様の端末画面により色調が異なる場合がありますのでご了承ください。

[お手入れについて]

  • 時折、柔らかい布でふいて下さい。納品時に巻いてお届けする布でも構いません。使用する度に手で全体を撫でて頂くのも良いです。
  • 水がつきましたらすぐにふき取ってください。(拭き漆加工製品は除く)
  • 直射日光が当たる場所、高温多湿の場所には置かないでください。

[ふた具合について]

緩い...蓋を持つと本体は動かずに蓋だけ外れる。
やや緩め...蓋を持つと本体も持ち上がるが、本体の重さでゆっくりと落ちる。
ふつう...蓋を持つと本体も持ち上がるが、本体に手を添えると開けることができる。
ややきつめ...蓋を持つと本体も持ち上がる。蓋を回しながら開ける。
きつい...蓋を持つと本体も持ち上がる。力を入れて蓋を回しながら開ける。

[職人紹介]

木地師 西脇佳三  Yoshizou Nishiwaki
(日本木地師学会会員・長野県木工工芸指導員)

当店の製品は先代の原木探しから始まりました。
長野県を始め隣県の山主と木を探し、職人自ら伐採してきました。トラック数台分の銘木を用意する年も多くありましたが年々樹齢のある大きな樹木も少なくなりました。市場で購入してもかなり高価になってしまいますので、先代から残してもらった原木を大切に製品化しています。
そんな貴重な木に感謝すると共に木の持つ美しさを最大限に引き出そうという使命感が私にはあります。
木地工芸は一見素朴で地味ですが、木が何十年何百年生きたという証を伝える事の出来る仕事だと思っています。原木を何十年と丁寧に寝かすことで木に四季を覚えさせ、製品化のタイミングを自分の手で見極めます。長年木を扱うものだけが知る、木の声が聞こえるのでしょう。

なかなか見かけない茶がめ。(茶甕・茶壺) 茶筒と同じ、お茶の葉を保存する容器です。茶筒同様に本体、中蓋・外蓋の二重構造で、気密性に優れております。 キャニスターとして紅茶葉やコーヒー豆の保存にもお使いいただけます。 木製で茶がめ(茶壺)を仕上げるのは難易度が高く、珍しい品です。 茶筒と比べ、ぽってりと丸みのある輪郭は木地師の長年の感覚から作り出され、一層木のぬくもりを引き立たせます。

おすすめ商品

最近チェックした商品