GREETING

初めてのお客様へ

長野県小布施町にある2店舗(樹杢西脇/藍の樹)総合のオンラインショップ、aitoki(あいとき)です。

aitokiという名前にはそれぞれの店舗が主に扱っている藍染めの【藍】、ろくろ工芸の材である【木】が由来しています。

藍も木もそれぞれに自然の美しさ、心地よさを感じる事が出来ます。

また、人の手仕事のあたたかさや、使ってくださる方と時を重ねるほどに味わい深く変化していきます。

【時】を超えて人々に【愛】されてきた物がもつ魅力は今を生きる私達にも共感できると思います。

当店の製品から「愛着を持って使う楽しみ」「共に時を重ねる楽しみ」を暮らしの中で感じて頂けたら嬉しいです。

当店の第3店舗としてご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

店舗スタッフが運営しております。ご不明点などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

PROFILE

木地師職人紹介

職人紹介
木地師 西脇佳三  Yoshizou Nishiwaki
(日本木地師学会会員・長野県木工工芸指導員)

樹の命と共に
人生にも仕事にも試行錯誤の40数年、今ようやく先達の心や樹の叫びが私に語りかけてくるような思いがします。 まだまだ未熟者の私の道ははるかに遠いですが、今ある私の仕事と樹の声を少しでもご理解頂ければ幸いだと思います。

こだわり
当店の製品は先代の原木探しから始まりました。日本の木は勿論、長野県を始め群馬県等の隣県の山々の樹木を山主と探し、職人自ら伐採してきました。毎年トラック数台分の銘木を用意します。でも年々樹齢のある大きな樹木も少なく桑、槐、梅はかなり減少し、黒柿に関しては幻といえるくらい無くなってきてしまいました。市場で購入してもかなり高価になってしまいます。ですから当店は先代から残していただいた原木を大事に使っています。何十年と丁寧に寝かし、四季折々を過ごしてきた原木からその時期を、木地師の手で見極めます。長年、木を扱うものだけが知る木の声が聞こえるのでしょう。(2004年)

経歴
1939   神奈川県横須賀市に生まれる
1962   二代目西脇高良に弟子入りする
       挽物ろくろ細工に従事
1988   新潟県創倉美術館 現代工芸展に出品
1989   米国サンバレーアートフェアに出展
1992   八十二銀行ギャラリー82にて個展
1993   第1回  日本挽物展出展
1994   第2回  日本挽物展出展
1996   金井書店ギャラリー作品展
1997   第3回  日本挽物展出展
1999   ながの東急  ~木地師三人展~
2004   金井書店ギャラリー作品展
      第五回 日本挽物展出品
2009   第六回 日本挽物展出品
2010   第四一回 日本伝統工芸展出品
      山ノ内町長表彰
2011   長野県信州の名工県知事表彰
      信州ものづくりマイスター認証受ける
2013   第七回 日本挽物展出品
2014   第二十八回 日本煎茶工芸展入選

PROFILE

藍染め製品について

藍染め、草木染めは植物の葉、枝、樹皮などの自然の色を抽出して染めます。
着る薬といわれるほどに虫除けや皮膚病予防など、藍には人の体を守る効能があります。藍で染めることで素材的にも丈夫になり、体を保護する役目になります。昔の作業着に使われたもんぺ・作務衣・絣などは藍染めの代表的な仕事着であり、生活に馴染みのあるものでした。

安らぎや気持ち良さというものは自分で感じて、はじめてわかるものだと思います。私達は安らぎや心地よさを感じる木綿や藍染めが好きでした。納得いく藍生地に出会えた時、自分が着たい着心地の良い服を作ろうと決意し、今日まで邁進してきました。私達は今も昔も変わらない人の体を大切にした製品づくりを心掛けています。

ジャパンブルーと言われる藍色ですが、世界中に色んな藍染めの伝統や歴史があります。人類最古の染料とも言われ、日本へは奈良時代の頃に中国から朝鮮を経て技法が伝わったとされています。一人でも多くの方に藍染めを使って頂きたいという想いから、当店の藍染め製品は中国で生産しております。長野県小布施町より丈夫で気軽に使って頂ける藍染め製品をお届けしています。