七味唐辛子入れ 樽形 槐

¥3,850

木に鬼と書いて槐(えんじゅ)と書くことから魔除けの木とも言われ、硬く丈夫なため昔から床柱にも使われてきた材です。また、『延寿』『縁授』の漢字が当てられ、大変縁起の良い木として親しまれてきました。

光の角度によって変わる杢目の輝きが美しく、経年変化でだんだんと黒光りしてきます。

熟練の技術で丁寧に挽いていますので、しっかりと閉まります。お好みの形、お好みのスパイスを入れて食卓をお楽しみください。

ご購入手続きを頂いた後、当店より数点ご紹介させていただきます。そこからお客様のお好みの品をお選びくださいませ。

  
ラッピングの詳細はこちらでご確認ください。
        

※掲載写真はあくまでも一例です。見た目(木目の幅は太め、色薄めなど)や製品サイズ(大きめ、高め、小ぶり、など)にご希望がございましたら注文時にお知らせくださいませ。

~商品詳細~
直径 約6.5
高さ 約8.5㎝


なくてもいいかもしれない、けれどあると違う。
スパイスのように食卓にも加えてほしい七味入れです。

毎日触りたくなるような、艶のある七味入れは木地そのものを磨いて仕上げました。
木地で仕上げているからこそ、色艶の変化を楽しみながらお使い頂けます。

自然の味わいがある七味入れは食卓に置いたまま、キッチンやダイニングの目立つところに置いても良い雰囲気です。

定番のひょうたん形からユニークなオリジナルの形まで何種類かありますが、どれも滑らかで美しいカーブに木地師の技術が光ります。 七味を入れやすい大きな口に、振出しの細い口も熟練の技術で丁寧に挽いています。しっかりと蓋が閉まりますので安心して置いておけます。

お好みの形、お好みのスパイスを入れて食卓をお楽しみください。

[ろくろ製品について]

当店では漆などをかけず、木を磨きあげて仕上げる技法にこだわりを持っています。これを木地仕上げと言い、木目の美しさや木肌の感触や温もりを存分に味わって頂けます。この木地仕上げゆえに季節や気候等、お使いになる環境次第でわずかに伸び縮みすることがあり、蓋具合に影響する場合もありますのでご了承下さい。撮影状況、またお客様の端末画面により色調が異なる場合がありますのでご了承ください。

[お手入れについて]

  • 時折、柔らかい布でふいてあげて下さい。布でなくても、使用する度に手で全体を撫でて頂くだけでも構いません。
  • 水がつきましたらすぐにふき取ってください。(拭き漆加工製品は除く)
  • 直射日光が当たる場所、高温多湿の場所には置かないでください。

[職人紹介]

木地師 西脇佳三  Yoshizou Nishiwaki
(日本木地師学会会員・長野県木工工芸指導員)

当店の製品は先代の原木探しから始まりました。
長野県を始め隣県の山主と木を探し、職人自ら伐採してきました。トラック数台分の銘木を用意する年も多くありましたが年々樹齢のある大きな樹木も少なくなりました。市場で購入してもかなり高価になってしまいますので、先代から残してもらった原木を大切に製品化しています。
そんな貴重な木に感謝すると共に木の持つ美しさを最大限に引き出そうという使命感が私にはあります。
木地工芸は一見素朴で地味ですが、木が何十年何百年生きたという証を伝える事の出来る仕事だと思っています。原木を何十年と丁寧に寝かすことで木に四季を覚えさせ、製品化のタイミングを自分の手で見極めます。長年木を扱うものだけが知る、木の声が聞こえるのでしょう。

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